2017年6月号

社長からのLove Letter 新創業第3期(17年度) 6月号

『幸福度の高い生き方とは』

幸せな人生を送りたい…、これは私たちに共通の普遍的な願いだと思いますが、そのことに関して本欄でも何度か引用させて頂いている“致知”と言う雑誌に、たいへん味わい深い記述がありましたので今月はそれを紹介したいと思います。
以下、“人生を照らす言葉”という連載を寄稿されている日本文学研究者である鈴木秀子さんの文章です。

『(前略)登山家が厳しい特訓を重ねてエベレストに登頂するように、人生の試練を乗り切るうえでも平素から心のトレーニングをやっておけば、いざという時に冷静に向き合うことが出来ます。信仰者たちは祈りや奉仕活動によって心のトレーニングを積み重ねていますが、例えば偉人伝や文学作品を読むことによっても人間の中に秘められている可能性の素晴らしさに気づくことが出来ます。(中略)
私たちはうれしい出来事があると有頂天になり、つらい出来事に遭遇するとどこまでも落ち込んでしまいますが、目の前の出来事に振り回されるままでは幸福度の高い生き方とは言えません。
日常の何気ない、一見当たり前のことに意識を向け、深く味わい、感謝する心の習慣を身につけることです。
朝目が覚める、体を動かすことが出来る、食事が頂ける、家族がいる、子供たちの笑い声が聞こえる、美しい桜を眺めることが出来る、日々の生活の糧を得られる職場がある、共に働く仲間がいる、といったことは決して当たり前ではありません。すべては奇跡の連続であり、その有難さが本当に分かるのはこれらを失ってしまった時です。
当たり前に思える些細な出来事にも喜びを感じる習慣が身について来れば、その人の幸福度は格段に高まります。そのような心の状態で世の中を見渡すと、人生は愛と喜びに満ちていることが分かります。ことさらに財産や名誉を追い求めなくても、満足した人生を送ることが出来るのです。
良きにつけ悪しきにつけ、日々起こる出来事はすべて人生の刺激です。その刺激をどのように思うかは、ひとえに受け止める側の心ひとつです。意に沿わない出来事に遭遇したとしても、そこに何らかの意味を感じ取っていく静謐(せいひつ)な心を養っていきたいものです。』

まず、日々仏壇に手を合わせ父母や先祖の御加護に感謝し、そして私を支えてくれている家族や会社の働きさんに素直になってお礼が言える自分自身であらねばと思います。

ありがとうございました。合掌