2016年5月号

社長からのLove Letter 新創業第2期 5月号

『四弘誓願』

前回は般若心経の解説を試みるという大それたことをしていまいました。

中心思想である「空」の概念や、その言わんとする全てが「無」であるという境地を理解することは極めて困難ですが、人それぞれの感性でざっくりと受け取っていけば良いのではないかとも考えます。

信心が仏教の方は、ぜひ機会があったらそれぞれの菩提寺の院主さんに解説を求めてみてください。

 

さてもう一つのお経、『四弘誓願』ですが、これはその文言そのままで比較的分かり易いのではないでしょうか。

 

「衆生 無辺 誓願 度」

衆生=世の中の人々 無辺=限りなくたくさん 誓願=誓い願う 度=助ける

願わくば、この世の人々のその悩み、苦しみから助けたまえ

 

「煩悩 無尽 誓願 断」

煩悩=人間の欲望 無尽=尽きることがない 誓願=誓い願う 断=断ち切る

願わくば、人間の限りない欲望を断ち切り、知足、安心の心を与えたまえ

 

「法門 無量 誓願 学」

法門=学問 無量=量りしれない 誓願=誓い願う 学=学ぶ

願わくば、深遠な学問を学ぶ機会を与えたまえ

 

「光道 無上 誓願 成」

光道=お光の道 無上=この上ない 誓願=誓い願う 成=悟りを開く

願わくば、崇高なお光の教えを悟らせたまえ

 

最後の「光道」は、仏教の世界では「仏道」と表現されるようですが、ダスキンでは創業者鈴木清一がその心魂の基とした京都の一燈園に倣い、その根本が神仏を含めた諸宗の真髄を礼拝する「お光(おひかり)」であるためにこうなっているようです。

 

要するに、「菩薩道」=仏の道である他者を救おうとする、清らかな心を持った生き方を求める姿を、短い4つのセンテンスの中に凝縮して説いたものですね。般若心経と並んで有難いお経です。

 

ありがとうございました。合掌