社長より一言 8月号

またこの季節がやってきました。近所の菩提寺に併設して戦没者慰霊の塔があるので時々お参りをするのですが、墓碑銘を見るたびに祀られている父の兄二人は戦地で何を思い、何を見ながら死んでいったのだろうということに思いが至ります。

敗戦後、三男であった父が復員してきて自宅にたどり着いたとき、「兄さんは?」と真っ先に母に聞いたのだが、ただ涙を流して言葉にならなかったという話を聞いています。

どうして日本は戦争を起こし、多くの若者が何のために死んでいったのか?戦争を知らない私たちも、大正から昭和初期生まれのそれぞれの夢を断たれた青年たちの屍のあとに現在の私たちの生活がある、ということを再認識すべき夏なのではないかと考えさせられています。

合掌